体力がない、という悩み
私自身、運動神経ゼロで、
二人の兄からは、
「何をやらせてもどんくさいなあ」
とからかわれる対象でした。
学校の体育の授業も、
言われたことがまったくもってできず、
体育の授業なんかなくなればいいのに、
と恨みにおもったぐらい、
運動神経がありません。
ですから、大人になって、体力のなさで、
起き上がれないということがたびたび起きました。
気がつくと、体力が「ガクン」と落ちてしまって、
もう今日一日何もできませ〜ん、
というぐらいヘロヘロになっていました。
そういうことがあると、
「あー、また動けない。」と自責の念が強くなりますし、
大事な時間を無駄にしてしまいかねません。
さて、どうしたものか、といろいろ調べていたのですが、
最近、いいことを知りましたのでシェアします。
ヨガの考え方に「グナ」という考えがあります。
「グナ」というのは、簡単に言うなら、
その人の性質みたいな感じです。
もうすこし詳しく説明すると、以下の通りです。
(説明が煩雑ですし、読まなくても話にはついてけますから、安心してください)
ヨガにおけるグナとは、宇宙のあらゆるものを構成する3つの性質のことです。
サットヴァ(純粋)、ラジャス(活動)、タマス(無知)の3つがあり、
それぞれに異なる特徴があります。
- サットヴァは、明晰さ、平和、幸福などの特徴を持つ性質です。ヨガの最終目的である解脱(モークシャ)に近づくためには、サットヴァの性質を高めることが重要とされています。
- ラジャスは、活動性、意欲、熱意などの特徴を持つ性質です。仕事や勉強など、何かを成し遂げるために必要なエネルギーを与えてくれます。しかし、過剰になると不安や焦りなどのネガティブな感情につながることもあります。
- タマスは、無気力、怠惰、無知などの特徴を持つ性質です。物事を始める意欲ややる気を奪うことがあります。
ヨガの修行では、これらのグナのバランスを整えることが重要です。サットヴァの性質を高め、ラジャスとタマスの性質をコントロールすることで、心身ともに健全な状態を保つことができます。
大事なのは、自分の行動や環境が自分のグナと合っていないと、
その人の生きる力がグーンと落ちてしまう、というものでした。
これは自分の好き嫌いとは関係がありません。
どれだけ自分にとって好きであったとしても、
それをやったあと、体調が悪くなるとしたら、
それは自分の体にはあっていないのです。
以下の動画が、非常にわかりやすいです。
この考えって、非常にキネシオロジーに似ているなあ、
と思います。
キネシオロジーでは、筋反射テストで、
自分の体にあっているかどうかを調べる事が出来ます。
たとえば、私は小麦がダメで、
アレルギーではないのですが、
筋反射テストで必ずおちてしまいます。
たしかに、パンをたべてしばらくすると、
体の動きが悪くなって、横になって
ダラダラしてしまいます。
これって、ヨガの考え方にすると、
私のグナが小麦があわないって考えると、
つじつまがあうなあと思います。
タッチフォーヘルスでは、
こういうのもアレルギー検査っていう言い方をするのですが、
お医者さんが使うアレルギーとは定義が異なるので、
グナ・テストとよんだほうがいいのかもしれません。
いずれにせよ、キネシオロジーを使うと、
自分のグナに合わないものを
簡単に調べる事ができて便利です。
それだけで、自分の生命力が無駄に落ちることなく、
元気をたもてるのかもしれませんね。