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エゴのゲームから抜け出す

よっちゃん

エゴということばは、一般的には、
自我や自尊心、また他人の迷惑を考えない人や
自分の利益のみを追求する行動や考え方をする人を指して
使われます。

しかし、ここでいうエゴは、そういう意味ではありません。

エゴとは?

エゴとは、私たちが「これが自分だ」と信じている自己像です。

この自己像は私たちの過去の経験、信念、感情によって形成されるもので、
実際の自分とは全く関係のない、想像上のものです。

私たちは、自分で考えて、自分で言葉を発し、
自分で行動しているように思っていますが、
実際は、エゴの自動操縦によって、考え、言葉を発し、行動しています。
自分の心であるにもかかわらず、
自分ではどうしようもすることができません。

その証拠に、
私たちは現実に対して、不平不満やほしいものが足りない、
嫌いなものが多すぎると注文をつけます。

エゴは私たち自身の本質や真実を歪めているためです。
しかし、あまりにも当たり前すぎて、
私たちは気づくことができません。

エゴのゲーム

私たちは日々、エゴのゲームをしています。
これは、見え方が歪んだ状態でのプレイです。

過去の経験から来る歪みは、
私たちが世界をどう見るか、自分自身や他人とどう関わるか
といった点に大きな影響を与えます。

自分自身の中にある無意識のパターンや
制限された信念によって生まれるエゴが、
人生をさらに複雑にします。

ここでは詳細を述べませんが、
このエゴが生まれるのは、
人間の脳の特性上、避けがたいバグのようなものです。

ほとんどの人は、
それがエゴのゲームであるとは思っていないため、
ずっと苦しみの中にいつづけることになるのです。

エゴのゲームから脱却しない限り、
私たちの人生には問題が次から次へと舞い込んできます。

エゴのゲームのプレイを続けることも、
ゲームから抜け出すことも、私たちの選択です。

ただ、エゴのゲームから抜け出すのは、
容易なことではありませんから、
すべての人におすすめするものではありません。

本人が、エゴのゲームから抜け出すという気持ちを常にもって
トレーニングをすることが必要です。

エゴのゲームからの脱却

エゴのゲームから抜け出すためには、以下の三つが大切です。

  1. 自己認識:問題がおきたとき、反応せずに、「これはエゴが作り出している」と認識し、見方の歪みによって問題がおきているのだと考える。
  2. 如実観察:いま起きていることを、判断を加えずありのままに見る。
  3. 心身制御:自動操縦から離れて、自分の心身を制御する。

また、心機一転という言葉が示すように、
以下の様に環境が変わることも一助になります。

  1. 旅行:旅行して新たな視点を得る。
  2. 学び:新しい知識や技能を身につける。
  3. アートに触れる:芸術を通じて新たな視野を開く。
  4. 身体活動:心身のバランスを整える。
  5. 引っ越し:住む場所を変え、新しい環境に身を置く。
  6. 人間関係の改善:人間関係を見直し、ポジティブな影響を受けるようにする。

結論

エゴのゲームは私たちが日常的に参加しているものですが、
このゲームから一歩引いて、自己を客観的に見つめることで、
真の自由への道が開かれます。

自己認識、反省、そして積極的な行動により、
自己の歪みを正し、豊かな人生を歩むことができます。

私自体もまだまだですが、
常に反省し、自己を観察し、心身を制御するという
トレーニングを行えるようにがんばっています。

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    よっちゃん
    よっちゃん
    キネシオロジスト
    こんにちは、マンシャリールの「よっちゃん」です。「こころ」と「からだ」を調整することで、魂の学びの向上のサポートをいたします。

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