「心の時代」
よっちゃん
マンシャリール
生きる力と不登校
よっちゃん
いまの学校の状況は、問題をたくさん抱えています。
登校拒否から不登校におちいる生徒が年々増えています。
不登校の状況と対策について、いま一度確認してみましょう。
日本における不登校の現状
文部科学省では、不登校を「学年中、連続または断続して30日以上学校を休んでいる児童生徒」「何らかの心理的、情緒的、身体的、社会的要因・背景（病気・経済的理由によるものを除く）により、学校に通っていない、通いたくても通えない児童生徒」と定義しています。
不登校と似た言葉に「ひきこもり」がありますが、ひきこもりの定義は「6カ月以上、仕事や学校に行かず、家族以外の人との交流もほとんどない状態」です。
文部科学省の報告書「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」によれば、小・中学校における不登校の割合は39人に1人です。この割合から、1クラスに1人以上不登校の児童生徒がいる、という計算になります。
学校に行かないのは、本人の選択か？
よく「学校なんか行かなくったって」という風に、
学校に行かないのは、本人の選択だという意見もあります。
しかし、私は、その意見に全面的には賛成出来ません。
もちろん、不登校になっても、立派にやっていっている
大人の人もいますが、不登校により、勉強の機会を失うことで、
人生の選択肢を失うのはもちろん、自尊心を失ってしまいます。
未成年の子供が、自分の一生を決定づけるような選択は
非常に困難だからです。
周囲の大人が、子供にとって必要な
サポートにつなげてあげるのも、
「教育をうけさせる義務」だからです。
不登校のタイプ
不登校のタイプはさまざまです。
いじめられていたり、
学校生活になじめなかったり、
学業が不振だったりして、
学校に行けなくなったお子さん。
家の事情だったり、
親子関係で過保護や過干渉だったりして、
子供が順調に育つ力をはばまれたりしているお子さん。
うつや心の問題、無気力や引きこもり
発達障害や学習障害など、
学校に行きたくても行けないお子さんも大勢居ます。
学校に行く意味を見いだせず、
意図的に学校にいくことを拒否するパターンもあります。
大学時代
私も、小学校の時は、
ひどくいじめられていたため、
学校に行きたくないという気持ちはわかります。
ただ、私の場合は、
母が無理矢理学校に行かせてくれたため、
不登校にはなりませんでした。
しかし、親元から離れた大学時代は
あるときから、
授業にまったく出られなくなったことがありました。
クラブ活動だったら、大学に行けるのに、
授業だと行けなくなる状態でした。
親のお金を無駄にしていて、
自分のことをなまけている、
なんとかしなきゃ、と頭ではわかっていても、
体がまったく動きませんでした。
まだ、学校や大学にスクールカウンセラーがいる
というような時代ではありませんでしたから、
生きる力と不登校
大学時代の経験を振り返ってみると、
生きるが力が圧倒的に不足していたからだといえます。
不登校の子供の中には、
生きる力が不足している子供が
少なくありません。
乱れた食生活や、睡眠時間の不足、
運動する機会の不足によっても
生きる力が足りなくなりますが、
それだけではありません。
学校の勉強について行けなかったり、
人間関係に傷ついたり、
家族との関係がうまくいかなくても、
エネルギーが混乱して、
生きる力が足りなくなります。
生活習慣の乱れを直すのはもちろんですが、
ブレインジムなどにより、
混乱したエネルギーをもどすのも
効果があります。
不登校のお子さんのことでお悩みのご父兄は、
是非ご相談ください。
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こんにちは、マンシャリールの「よっちゃん」です。生きづらさを感じている人の「こころ」と「からだ」をチューニングすることで、生きづらさを解消し、健康で幸せで生きていけるようにサポートしていきます。
